釣りダネ

釣りの特ダネ「釣りダネ」を紹介します。

秋のシーバス祭り継続中!

こんにちは釣りダネです。

 

前回のシーバス祭りの記事から、継続してシーバスが好調な状況を維持しています。

 

前回の記事を書いた翌日も3時間ほどの釣行で約15バイトほどあり、サイズは最大で70cmほどではありましたが楽しい釣行となりました。

 

しかし、前回とは釣れるルアーに違いが出ましたのでその点について詳しく報告させて頂きたいと思います。

 

 

今回はシンキングペンシルが全く通用しなかった

 

結果から言うと前回はスライドアサシン100というシンキングペンシルでの釣果が主だったわけですが、今回はローリングベイト88で水深も水面直下から約0.5~1mと大きく変化しました。

 

釣行を振り返る

 

まず到着後、前回の事もあり当然の如くスライドアサシンで挑んだ私。

 

しかし、昨日とは打って変わって開始から全くのノーバイトとなり、沈黙が続きます。

 

1時間後やっと小さいボイルが発生し、すかさずルアーを送りこみ30cm位のミニシーバスをキャッチしますが、ボイルはこの1度のみで後が全く続きません。

 

f:id:tsuridane:20191003013434j:plain

 

昨日あれだけシンキングペンシルの水面直下ドリフトで釣れたのだからレンジは違うかもしれないけど今日もドリフトには違いないだろうと思い、レンジ、スピード、ロッドアクションなどを変化させても一向に反応無し。

 

アピール力が足りないのではとスライドアサシンの親子分であるロックスライドにしてみたり、小さくないと駄目なのではとアピアパンチラインにもしてみましたが相変わらずの無反応。

 

ローリングベイトが風穴を開ける!そしてラッシュへ突入!

 

1匹目から30分が経過し、流石にシンキングペンシルでは無いのではと疑問が生じ始めました。

 

昨日まであれだけ釣れていたのだから必ずいるはず。

しかし、シンキングペンシルには見向きもしない。

 

ジャンルを変えてみようと今度は違う系統のローリングベイト88にチェンジ。

 

ローリングベイトはバイブレーションよりも更に細かく振動し、かつ強過ぎないローリングアクションで唯一無二のアクションをするお気に入りのルアーです。

 

すると一投目着水直後の巻き始めでコツッと小さなアタリ、しかしサイズが小さいのか乗らず。

 

いきなりルアーチェンジ後にアタるのかと驚きながらも集中力を保ちつつスローリトリーブを続けていると手前でもう一度コツッと小さなバイト。

 

反射的にフッキングを決め、ファイトの末に上がって来たのは70cmとそこまで大きくないものの体高があるナイスコンディションのシーバス。

 

f:id:tsuridane:20191003013339j:plain

 

しかし、シーバスが釣れた事よりもルアーの違いでこんなにも変わるのかという事実を認識出来た事が一番の収穫です!

 

そこからはバイトラッシュ。サイズは30~

f:id:tsuridane:20191003013508j:plain


40cm位しかありませんでしたが3本ほど立て続けにヒットしました。

 

ここで疑問がわきます。たまたま時合いがルアーチェンジのタイミングで来ただけなのでは?そこでもう一度スライドアサシンに戻してみますが全く反応はありません。

さらにローリングベイトに戻すと再び当たります。

 

ここで検証開始

この日はもう十分満足の釣果だったので一体何が釣果に影響を与えているのかルアーを短時間で交換しながら検証してみることにしました。

 

使用したルアーはスライドアサシン100、ローリングベイト88、サルベージソリッド70ESの3つ。

 

これを数投毎に、狙うレンジ(水面直下、水面直下~100cmのどちらか)と共にローテーションしていきました。

 

結果としては以下の表の様になりました。

 

  水面直下 水面下50~100cm
スライドアサシン100 ×
バイトすら無し
×
バイトすら無し
ローリングベイト88 ×
バイトすら無し

3バイト
サルベージソリッド70ES ×
バイトすら無し

1バイト

 

全てのルアーを使用したわけでは無いですし、巻きスピードもルアーごとに違うので断定は出来ませんが、今回はどうやらある程度水深が深く、さらに振動を発生しながらアクションするルアーを使うということが肝になったようです。

 

サルベージソリッドが1バイトだったのはその前にローリングベイト88で魚を抜いた影響でバイトが減っただけかもしれませんので、そこは頭にいれて表を見て下さい。

 

ちなみに前日と違った大きな変化としては

 

1.干潮が1時間ずれたことによって時合いも1時間ずれた事

2.それにより省エネの為に橋脚の照明が実は前日よりちょっとだけ暗くなった時間帯に時合いが来た事

 

です。

特に2番目の理由は結構大きな要素だったのかもしれませんね。

みなさんのポイントでも深夜になると電気代節約の為に照明を消さないまでも、暗めにする場所では同じ事が起きる可能性があるため要注意です。

 

最後に

今回の釣行の様な展開はシーバスという魚の繊細さをよく表している様に思えます。

 

青物など活発に餌を追う魚の場合はここまで繊細になるのはまれですが、シーバスの場合は結構こういった状況に出くわします。

 

みなさんもシーバスを狙う際は何が釣果に影響を与えるのか考えながら釣りをしてみるとさらに釣りの面白さを再発見できるのではと思います。

 

それでは。