釣りダネ

釣りの特ダネ「釣りダネ」を紹介します。

シーバスの釣り方(基本編)Vol.2

こんにちは釣りダネです。

 

シーバスの釣り方についてかなり前に書きましたが、今回は続編のような形でシーバスの釣り方の基礎編について書いていこうと思います。

 

 

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1.ベイトの種類、存在を意識すべし

シーバスを釣るために一番重要な事を何か一つ挙げよと言われれば、ベイトの存在を意識するべきだと思います。

 

肉食魚全般がそうですが、特にシーバスはベイトに行動が左右されます。

 

ベイトと強くリンクしています。逆にベイトの居場所が分かれば、シーバスを釣るまではあと一歩だと言えます。

 

シーバスがどこどこで釣れているという情報を探すことも非常に大切ですが、それが無くてもシーバスのエサになる魚がどこで釣れているというのが分かれば、そこにシーバスが居るのではという予測が立ちますし、ルアーのサイズ、カラー、アクションはどういったものが良いのかも見通しが立ちやすくなるのではないかと思います。

 

年間通してベイトの存在を意識していると春はこのベイト、秋はあのベイトなど、シーバスとリンクするベイトが季節毎になんなのかはっきりしてくるはずですし、それが毎年あまり変わらない事も分かり始めてきます。

 

そうすれば、年間通して安定した釣果が期待できるようになります。

 

 

2.ロッド選び

ロッド選びは楽しいものですが、悩みどころでもあります。

 

なぜなら世の中にはたくさんのシーバスメーカーがあり、たくさんのシーバスロッドが市場に出回っているからです。 

 

その中から自分にとってベストのシーバスロッドを探すことはとても大変ですし、それが初心者の方であれば何を基準に選択すれば良いのかという事も分からない為、より大変だと思います。

 

まず一番意識しなければならないことは自分の中で一番重視する性能を決める事です。

 

ロッドは場面毎に性能が変化するようなそうな便利機能はありませんので、何かの性能が優れているものは、他の何かの性能を犠牲にしています。

 

一般的にロッドが硬くなっていくと向上するものは

 

・フッキング性能

・飛距離

・感度

・操作性

 

反対に柔らかくなっていくことで向上するものは

 

・食わせ性能

・バラしにくさ

 

です。 

 

今はロッドの硬さを例えにしましたが、他の要素でも同じことが言えます。

 

 

3.ノットを上手くなろう

初心者の人がおろそかにしがちな事としてノット(糸の結び方)があります。

特にリーダーのノットに関しては苦手にしている人が多いのではないのでしょうか?

 

魚を釣る前から魚以外の事に注意しないといけないのは初心者の方にしてみれば面倒くさいことからもしれませんが、どれだけ魚が掛かっても糸が切れてしまえば、一番の目的である魚を釣る事は達成することは出来ません。

 

このノットが上手くなるというのには主に2つの要素があります。

 

1つ目は安定して強度が出る、2つ目は素早くノットを完成させる事が出来るです。

 

1つ目に関しては、シーバスは夜がメインの釣りですので暗い場所でライトを頼りに糸を結ばなければなりませんので、慣れていないと結構大変で、ノット強度が安定しません。さらに風なんか吹いていたら大変です。どんな悪条件でも糸が結べるように自分にとって簡単な結び方が何かを把握しておきましょう。

 

2つ目は、シーバスの時合いはそう長くはありません。せっかくの時合いを逃さない為にできれば1~2分で糸を結べるようになっておきたいですね。

 

おすすめとしてはSCノット、堀田式FGノットです。

どちらも 多少の慣れは必要ですが、慣れれば簡単に強いノットが組めます。

 

自分は堀田式FGノットに慣れていますが、これからシーバスを始めようと思っていらっしゃる方はSCノットの方が良いと思います。

 

おそらく最も簡単で、糸の強度をほぼ100%引き出すことが出来る様です。

 

 

4.ちょっとした事でルアーの動きは変わる

シーバスに使うルアーは数グラム~数十グラムまで、様々なウェイトから様々なアクションをするルアーが存在します。

 

特に軽めのルアーを投げる場合は、糸の太さや硬さ、ルアーにつけるスナップの大きさや、スプリットリングをつけるかどうかでもルアーの動きが変化しますし、最悪動かなくなったりもします。

 

ルアーにとって最適な動きを出すことが出来る設定が何なのかをルアーの動きを確認しながら把握しましょう。

 

5.キャスト精度を磨く

 特に都市型河川を攻める場合は色々な人工型の障害物を攻めることが多くなります。

 

そういった場所でのミスキャストはラインブレイク、ルアー破損の可能性が高まりますし、なにより魚が警戒して食わなくなります。

 

キャストに自信がない人は、一度離れたところにキャストして流れを利用してポイントにアプローチしましょう。

 

離れた所にキャストするとポイントにルアーが到着するのに時間がかかるので一見非効率に思えるかもしれませんが、食い気のあるシーバスが居るときは一発で食ってくるので、ミスキャストでシーバスを警戒させる可能性があるダイレクトなアプローチよりも確実に効率的です。