釣りダネ

釣りの特ダネ「釣りダネ」を紹介します。

バーブレスフックはどのくらいばれ易いのか?

みなさんはカエシのついた釣り針(バーブフック)を使うことが多いでしょうが、

カエシのついてない釣り針(バーブレスフック)の使用は検討されたことはあるでしょうか?

まず以下にバーブレスフックのメリットとバーブフックのメリットを書いてみたいと思います。

 

バーブフックのメリット

・どこでも手に入る。

・一度貫通させれば針が抜けにくい。

 

 バーブレスフックのメリット

・より大きな穴をあける必要があるバーブフックと違い小さな力で貫通させることができる。

・ラインブレイクした場合の魚の生存率が高い。

・人に刺さった時でもすぐ抜ける。

・釣り上げた後の針外しが容易。

 

とメリットを列挙してみると結構バーブレスフックにも利点があることが分かります。

 

ですが、釣り人の最大の心配はバーブレスフックって結構バレやすいイメージがあるけどどれくらいの割合でキャッチできるのかってところじゃないでしょうか?

私もブラックバスキャッチアンドリリース前提で釣っていますので、もしキャッチ成功率に差異が無いのなら使用してもいいかななんて思っていました。

だけど、自分で実験してせっかくヒットさせた魚をみすみすばらしてしまうのも嫌だよなーということでなんとなくバーブフックを使い続けていたのですが英語のこんな記事を見つけましたので要約しておきます。

 

http://agris.fao.org/agris-search/search.do?recordID=US201600102375

 

こちらではフライフィッシングで釣り上げた1617匹の鱒を対象にバーブフック付きフライとバーブレスフック付きフライでのキャッチ率の調査を行ったところバーブフック付きフライでのキャッチ成功率は76%、バーブレスフック付きフライでのキャッチ成功率は63%だったそうです。

 

私の感覚ではバーブレスフックにした場合は3~4割程度かなと思っていましたのでこれくらいの差でしたら魚へのダメージも考えてバーブレスフックにしてもいいかなと思いました。

 

しかし、ブラックバスやシーバスなどのジャンプする魚に関しては、ラインテンションを保つことができない可能性が高まりますので上記のキャッチ成功率と比べると開きがあることが予想されます。

魚は食べずに釣るだけという方はバーブレスフック導入の際の参考材料にしてみてください。