着色していないメタルジグで魚は釣れるのか?シイラで試してみた!
みなさまこんにちは釣りダネです。
ルアーフィッシングをする人にとってカラーの有効性というのは良く語られるテーマです。
私も以前のブログの記事で魚の色覚などについては触れてきましたし、魚の色覚はかなり優れている事もご紹介しました。
しかし、紹介したのはごく一部の魚の事に関してであり、ルアーフィッシングの対象魚になる様な魚の色覚についてはまだまだ明らかになっていないのが現実です。
それならばと思い、シイラでちょっと検証をしてきました。
シイラを選んだ理由は
・魚自体の好奇心が旺盛なので適当なルアーでも簡単に釣れてくれるのではないか
・群れの数が大きいので他のルアーを使っている人との釣果比較が行いやすいのではないか
と思ったからです。
釣れる数が少ない魚で検証しても、自分のルアーの前を魚が通らなかったから釣れなかったのか、ルアーに魅力が無かったから釣れなかったのかどちらか判別しにくいので、たくさん釣れてくれるシイラは一番最初の検証を行うターゲットとしてはうってつけだったわけです。
使ったメタルジグはこちら
というわけでまずは色の付いていないメタルジグが釣れるのかを調査してみることにしてみました。
私が前回シイラ釣りのおすすめルアーとしても紹介したメタルジグの型を取って複製してみたものを風雨にさらしておいたものです。
ちなみになぜ市販のメタルジグのコピーで検証したのかといいますと、オリジナルのメタルジグで検証して、もし釣れなかった場合私の作ったジグが悪くて釣れなかったのか、それとも色が無かったから釣れなかったのか結局どちらが原因なのか分からなくると思ったからです。
ですので自分の中で実績のある市販のメタルジグを採用しました。
見た感じはルアーというよりもはやただの重りです。
いやー色が無いだけで全然釣れそうにありませんねー。
ですが検証の為です。これを色を塗らずにそのまま使ってみることにしました。
結果は
結果はなんと大爆釣!
私は5匹くらい持って帰りましたが、バイト数は20回以上、釣った数は多すぎて覚えていませんが約15匹。
周りの人たちと同等の釣果をたたき出すことが出来ました。
群れが回ってきて周りの人たちが釣れるタイミングで私のメタルジグにもバイトがあったのでシイラには他の人たちが投げている色付きのメタルジグ同様に魅力的に見えているようです。
シイラに関しては色の剥げたぼろぼろのメタルジグでも何でも釣れる様ですね。
今回カラーよりも大事だったこと
今回、シイラが釣れる要素として一番大きかったのはアクションやカラーよりも水面をスキッピングさせて音を出すことでした。
前回の紹介記事でも書いた通り、シイラは音に対して集まってくる習性があるといわれている魚です。
最初に水面直下を引いていた時はあまりアタリを得られませんでしたが、水面を飛び出させて音を出すようにすると背びれを出しながら猛突進してバイトしてくる事が何度もありました。
みなさんもシイラを釣る際はカラーよりも他の要素に気を付けたほうが良いかもしれませんよ。
今回の記事はシイラに対してのみの結果ですのでこの結果が他の魚にも通用するのかは分かりませんので注意してくださいね。
今回の記事がシイラを釣る参考になれば幸いです。
それでは。