釣りダネ

釣りの特ダネ「釣りダネ」を紹介します。

シイラを釣ろう!釣り方とおすすめルアーをご紹介!

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こんなところがシイラの魅力

小さくても引きが強力

シイラは左右前後に元気に走り回り、とにかく引きが強烈で私たちを楽しませてくれます。

メーターオーバーになると強烈に引きますのでドラグの締めすぎには気を付けましょう。

根に走るタイプではないので根ズレによるラインブレイクを気にする必要はないですが太めのラインがおススメです。

 

ファイト中のジャンプはとにかく派手

シイラは引きが強烈なだけでなくジャンプも派手で1m位平気でジャンプします。

極彩色の魚体が飛び跳ねる姿を見ると夏が来たなと感じます。

 

一匹釣れると連発するので魚の引きを感じたことが無いショアジギング初心者におすすめ

シイラは好奇心が強い魚で、かつ群れを形成して行動する魚です。

 

ルアーに気づくと数匹でチェイスしてきたり、連発することが珍しくありませんので魚の引きをあまり味わったことがないショアジギング初心者の方におススメのターゲットです。

 

中級以上のアングラーの方でも今まで試したことの無いジャンルのルアーに挑戦して自信をつけるためには良いターゲットです。

 

シイラの釣り方の注意点

太目のライン、ショックリーダーを使う

シイラはとにかくファイトが強烈でメーターオーバーにもなると、ブリより引きが強いと思います。

 

また、最初に述べたように前後左右に走り回りますので混雑するような釣り場で釣りをすると隣の人とラインが絡まったりすることがあります。

 

ですので迷惑が掛からないようにする為にも多少強引なタックルで挑んだ方が良いでしょう。

 

またPEラインは隣の人と糸が絡んでも何処に傷がついたのか分かりにくいので見た目で大丈夫だと思っても大物が掛かった時にラインブレイクします。

 

ですので多少傷ついてもラインブレイクしないような太さの糸がおすすめです。

 

具体的には人が混雑しない場所であれば2-3号位、混雑する場所であれば2.5-3号位はあった方が良いでしょう。

 

ショックリーダーも40-60lbくらいがおすすめです。

 

また夏場はナイロンラインの劣化がとても激しいのでナイロンリーダーを使う方は1釣行ごとに結び変えましょう。

 

水温50度の温水に1時間つけると結節強度は数十パーセント下がると言われています。

 

海水温は30度くらいしかありませんが、夏場の車内温度は60度近くまで上がりますので一度使用して吸水したナイロンリーダーを少しでも車内に放置しておくと見た目は綺麗でも中身は確実にボロボロです。

 

釣り上げてからもとにかく元気が良い

シイラは岸にあげてからもとにかく激しく暴れ続けます。

 

えらの部分に傷などがあるとあたりにシイラの血が飛び散って衣服に血がついてしまいますのでなるべく汚れが目立たない服を着用する事をおすすめします。

 

また、濡れタオルでシイラの目を覆ってあげると静かになりますので用意しておくのをおすすめします。

 

インチェック・フックチェックはこまめに行う

シイラの歯は結構鋭いのでラインがすぐにぼろぼろになります。

 

また上でも言った通り、陸に上げてからも激しく暴れるので、ラインが地面に接触して痛む事が有ります。

 

あと同時にフックの刺さりのチェックも行いましょう。魚が暴れる事で何度も地面にフックが打ち付けられますので針先の鈍りが速いのもシイラフィッシングの特徴です。

 

とくにトリプルフックはネムリの無いフックが主流ですので魚に刺さっていない針の先端が地面に打ちつけられやすいので注意しましょう。

 

バーブレスフックがおすすめ

最初の方で説明したとおりシイラは群れを形成しますので連発することが珍しくない魚です。

しかし、針を外すのに時間が掛かってしまうとその間に残りの群れは沖に走り去ってしまいます。

 

針を外すのに時間が掛かるパターンは

 
1.魚が暴れるので針が外せないケース
2.フックに返しがあるので針が外せないケース
です。
 
1については先ほども述べたように濡れタオルなどを使って落ち着かせましょう。
 
2の場合はバーブレスフック仕様にすることをおすすめします。

 

これだと返し付きのフックの場合に比べて短時間で針を外す事ができます。

 

シイラは好奇心が旺盛で適水温であればルアーの種類は関係なく釣れる事がほとんどですので、どんな種類のルアーを使うかはあまり関係が無く、いかに針を速く外して次のキャストが出来るかが釣果を上げるために一番重要なテクニックだと思います。

 

ジャンプするときにテンションを緩ませないようにしてあげれば針が外れることはあまりありません。

 

シイラは他の魚と比べてリリース時間を短くしてあげないとすぐに死んでしまいますのでぜひバーブレスにしてあげてください。 

 

シイラは表層性の魚

シイラは水深5-10mをメインに生活し、音に敏感で音に寄って来ると言われており、トップウォーター系の反応がとても良い魚です。

 

ダイビングペンシル、ポッパーだけでなく、シンキングペンシルやメタルジグのスキッピングでも果敢にアタックしてきます。

 

ダイビングペンシルやポッパーに興味は示すけど食い切らないといった場合は、シンキングペンシルや、メタルジグでスキッピングさせて数秒沈ませてスキッピングさせてを繰り返すとスキッピングの音で気づいたシイラがルアーが沈んだ時にバイトしてきますのでおすすめです。

 

スキッピングさせずに水面直下を引いてくるほうが反応が良い場合もありますので使い分けてください。

 

水面で誘う方が魚のサイズを確認しながらアクション出来る場面が多いので大きなシイラを選んで釣ることが出来ます。

 

偏光サングラスがあるとサイズ確認がしやすくなお良いです。

 

自分の感覚ではシイラが釣れ始めたばかりの頃はシイラにとっては適水温ではない場合が多く水面まで出ない事が多いように思います。(シイラの適水温は20℃台後半の高い水温を好むようです。)

 

参考までに私の地域では2018年の場合7月10日頃にシイラが釣れ始めました。

その時の海面水温は26-27度です。

 

そしてその約10日後の7月20日頃にシイラが爆釣し始めました。

その時の海面水温は27-28度です。

 

日本全体ではどうか分かりませんが、26-28度位が目安になるかもしれません。

お近くの海面水温は気象庁で確認することが出来ます。

気象庁 | 海面水温に関する診断表、データ 日別海面水温

 

 

ハイギアがおすすめ

誰もがみな大きいシイラを釣りたいですが、実際に釣れるのはペンペンシイラであることはすくなくありません。

 

この理由の一つは大きなシイラが居てもペンペンシイラのほうが圧倒的に数が多いため、先にバイトしてしまうからです。

 

しかし、トップウォーターゲームの場合は魚がチェイスしているのが見えるので選択的に大きなシイラを釣り上げることが出来ます。

 

ハイギアのリールを使ってペンペンシイラがバイトしようとしたタイミングでリールをグルッと高速で巻いて針がかりに至らせないようにします。

 

そして大きいシイラが最も近づいたときだけ通常速度のリトリーブ、もしくはフォールなどでバイトさせましょう。

 

ルアーのワイヤー径に注意

どのショア用ジグ、プラグでもそうですが30-40gのジグはアイに使われている線径が細く大体0.8-0.9mm位が多いですね。
 
プラグの場合は若干太いが1mm位のワイヤーを使われていることが多いです。
 
リアフックなどを装着する場合にメーターシイラを相手にすると体の側面に2本フックがかかった場合アイに横方向の力が掛かるのでアイが曲がることがありますし、最悪ルアーが破損してフックアウトになりかねません。
 
ジグに使っているワイヤーはステンレス硬線を大抵使っているのだがこの線は荷重強度は非常に高いのですが一度曲げて戻してをするとかなり強度が低下しますので、再利用はおすすめしません。
 
そうならないように曲がらない位の太さのジグをもっておくか、曲がらない様なフックの装着を行いましょう。
 
具体的にはジグの場合はワイヤーの太さが1.2mm位あるとメーターシイラでもワイヤーは曲がりにくいです。
 
もしくはジグのワイヤーに負荷が掛からないようにリーダー→ソリッドリング→スプリットリング→ジグのスプリットリングの部分にアシストフックを付けましょう。
 

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ダメな例 これだと魚が引っ張った時にジグのワイヤーが引っ張られてしまいます。

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良い例 これだとスプリットリングにしか負荷がかかりませんのでルアーが壊れる心配もないでしょう。


プラグの場合は線径を太くするか、アシストライン付きのフックを使う事もおすすめです。

 

トリプルフックの場合ひねる力が働くと可動範囲が狭いのでワイヤーが捩じられ、ボディが割れることがありますが、アシストライン付きのフックを付けておくとフックが回転してもアシストラインが捩じられるだけですのでボディが割れにくいです。

おすすめのルアー

タックルハウス コンタクト・フィード・ダイビングウォブラー

音を出すことに 長けた代表的ルアーとしてポッパーは外すことが出来ない存在でしょう。

 

特にダイビング系のポッパーはシイラを狙う場合に非常に効果的です。

 

このルアーは泡を噛みながら水中を長くダイビングすることが出来るので、水中に非常に長い間大きな音を響かせてシイラにアピールすることが出来ます。

 

アクションのやり方は非常に単純で、大きくジャークしながらダイビングさせてポーズ、これを繰り返すのがおすすめです。

 

このアクションを繰り返しているとロッドを思い切り持っていかれる様な激しいバイトを体験することが出来るでしょう。

 

 

メジャークラフト ジグパラスロー

ショアスロー用のメタルジグだがスキッピングにとてもおすすめ。
 
扁平のボディで他のショアスロー用メタルジグと比べても更にフォールがスローなので着水してから表層に出すまでの時間を短くできるので表層引きにおすすめ。
 
スキッピングも扁平ボディの効果で一度水面に飛び出すと細身のジグよりもスキッピングを持続させやすく巻くだけで水面を滑ってくれるので使いやすい。
 
さらに上下非対称設計で泳ぎが高速で巻いても安定しており、回転してラインがよれることが少ない。
 
逆付けにすると尻の出っ張った部分が前に来るので水を良く受けてジグが上昇しやすくなる為若干ではあるがスキッピングしやすくなる。
 
逆付にすると若干フロント寄りのセンターバランスになるがボディ形状がかなり小粒にデザインされているので飛距離はそれ程変化が無い。
また若干ジャーク時のアクションがスライドしやすくなる。
 
シイラの引きはかなり強烈なのでどのジグにも言えることだがフックは必ず大きいものに交換した方が良い。
 
またシイラを釣るとアシストラインがボロボロになるのでスペアも忘れずに。
無い場合はプラグに着いているトリプルフックの1/0位を使うのも良い。
 
シイラを釣るうえで活性が特別低い場合でない限り特にアクションは関係ないのでフックの大きさとルアーのアンバランスは気にする必要は無い。
 
ジグのワイヤー径は0.8-0.9mmぐらいなのでアイへのフックの直結は避けよう。
 
ボディの長さが短いのでシイラが暴れてルアーが叩きつけられても他のジグパラシリーズと比べて変形しづらい。

 

 

DUEL アダージョヘビー

フックサイズを大きくしても良く泳ぐシンキングペンシルの代表格ルアー。

 

最近ネットショップでは売っていないが、店頭販売ではまだ目にするのでおすすめです。

 

価格も他の有名メーカーの青物用ルアーと比べて断トツで安い(安いときは1000円前半で購入可能)が釣果は値段に比例しないのでぜひとも一個持っておいてほしいルアー。

 

固定重心のセンターバランスなので飛行中に回転することもあるが、ボディがスリムなので決まった時の飛距離はメタルジグ並みです。

 

出来ればアダージョ125ヘビーの方が約50g有るので使いやすい。

 
他のシンキングペンシルと比べて細身のボディなのでフックがボディに隠れにくくフッキングが良いのでシイラなどの噛み付き系のバイトをする魚に対してはより有効なボディ形状だと思います。
 
マグロも視野に入れたルアーらしく、元々付いているスプリットリングがかなり大きいのでワンサイズからツーサイズ小さめの物に交換した方がルアーの背中にフックが回り込みにくいです。
 

シマノ コルトスナイパー ロックスライド

サイズ展開が120mmと140mmの2サイズあるが、ワイヤー径が1.4mmもありとても頑丈で太いのにもかかわらずアクションが綺麗で使いやすい青物用シンキングペンシル。

 

ロックスライド120Sはスローシンキングモデル、140Sはシンキングモデルなので注意が必要。

 

フォール時も水平フォールでゆらゆらときらめきながら水平フォールするのでアピール力も高い。

 

120Sの方は若干ローリングしながら通常のシンキングペンシルよりワイドなスライドアクションでおとなしめのダイビングペンシルの様なアクションである。(それでもダイビングペンシルよりは地味ですが。)

 

シンキングペンシルはアクションが地味であまり好きじゃない、釣れる気がしないという方の入門ルアーとして如何でしょうか。

 

DAIWA モアザン ソルトペンシル-F

TDソルトペンシルからモアザンソルトペンシルに名前を変えたが集魚性能は相変わらず素晴らしい。

 

このルアーは色々な使い方が出来るルアーだが表層ただ巻きを特におすすめしたい。

 

ウォータースルーギル搭載でヘッドが受けた水をエラの部分から適度に受け流してくれるのでボディが水面を滑りすぎずバイトを成功させやすい。

 

本来はシーバス用ルアーとの位置づけの様だが、110mmと125mmモデルは強化ボディを採用し、1.2mm貫通ワイヤーを使用しているのでシイラや青物にもおすすめ。

 

ただし、ウェイトが110mmで17.3g(ラトリンカラーは17.5g)、125mmで20gしかないのでショアジギングロッドでは投げづらいので注意していただきたい。

 

 

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