釣りダネ

釣りの特ダネ「釣りダネ」を紹介します。

チヌをバイブレーションで狙おう! 釣り方のコツを紹介します!

こんにちは釣りダネです。
 
最近家から3分の所にある河川でチヌを釣ることにハマっています
シーバスが釣れるエリアと被っていることも多いためシーバスの外道としてよくヒットしてくるのですが最近ではシーバスよりも数が多く短時間で何回もヒットしてくるので専門に狙うようになりました。
活性の良い時には1~2時間で10匹位は平気で釣れます。 

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バイブレーションで釣れた50cm位のチヌ。ルアーで釣れると大概デカい
  

バイブレーションを使うメリット

私の場合はバイブレーションを使った釣りがメインになっています。
バイブレーションを使うメリットは沢山あります。
 
主に私が使う理由としては
 
・川のど真ん中にブレイクがありそこにチヌが群れているため飛距離が求められる為
 
川の流れが速いので目的の場所を狙う場合に抵抗が小さく重たいバイブレーションが流されず使いやすい
 
底を素早く探りやすく砂煙を上げるとカニなど甲殻類が逃げたようにアクションさせることが出来るので貝やカニなどの甲殻類を好んで食べるチヌにアピール出来る
広島湾の場合ですとマガキ、フジツボムラサキイガイなど底や岸壁に生息する餌に高い選択性があることが分かっていますのでバイブレーションはうってつけなわけです
フジツボムラサキイガイは日本に広く分布していますのでこの事実は参考になると思われます
詳細はこちらの論文をどうぞ
 
 
スイミング姿勢が他のルアーと違って立って泳ぐので2つのフックのどちらかが体高があって幅の無いチヌの体に刺さりやすい
口が小さいチヌはルアーを丸呑みすることがほとんど無いので細長いミノーなどでは1本掛りが多くなりやすくバイブレーションの方がどちらかが掛かりやすい
またシーバスのようにジャンプしないので一般的にバレやすいと言われるバイブレーションでもフックアウトしづらいため、バイブレーションはチヌにより適していると思います
 
・チヌは捕食があまり上手では無い為、小さく振動するバイブレーションは狙いが定めやすく掛かりやすい
 
・巻くスピードで狙う水深を調節出来る
 

バイブレーションでどんな時にどんな所を狙えばよいのか

・夜
警戒心が高いと言われるチヌは夜になると昼とは打って変わって活発に餌を捕食します。
ですが夜になると地形などが把握出来ないので前もって居る場所を把握しておいた方が良いでしょう。
昼にチヌの群れがいるポイントを発見したら場所とその時の潮位、満潮、干潮、周辺のゴロタ石の場所、ブレイクの有無等を記憶しておきましょう
夜の同じ潮位、満潮、干潮の時に釣りに行けば高い確率で釣る事が出来ます。
昼に群れているチヌの数が多い場所程、夜の釣れるチヌの数も多い気がします。
 
・シャロー
 夜のチヌは昼には信じられない様な遠浅の場所までやってきて餌を食べます。それも1匹や2匹なんてもんじゃなく多い時には2~30匹なんて平気でいたりするものです。
ただし、そんなシャローでもだだっぴろい遠浅の地形より何か変化があるとより固まります。
シャローエリアの急な地形変化がある場所や、干潮時に遠浅になったりする場所は要注意です。
 
・ゴロタ石
たくさんの隠れ家が存在するゴロタ石のエリアにはカニがたくさん居ます。当然それを狙ってチヌも近づいてきますのでぜひとも狙って欲しい場所です。ただし岩と岩の間に挟まって深く根がかりすると回収不可能になりますのでワームや偏光サングラスを使ったり、干潮時に水深やゴロタ石の起伏や傾斜を把握してから投げることをおススメします。
 
・雨はほどほどが良い
雨による濁りは一般的にチヌに良いと言われていますが、雨が降りすぎて激流になるとこれはこれで釣れなくなります。私の良く行く川にはテトラなど激流時にチヌがとどまる所が無い為、一気に流されてほとんどいなくなります。
チヌの群れが帰ってくるまでに2週間ほど掛かりました(濁りが取れて川の水面がいつも通りの流れに落ち着いてから1週間ほど)し、10日目辺りで釣ったチヌは激流の中でとどまっていたのか引きもとても弱くウロコも所々取れているほどでした。
チヌがとどまる所の無い川で大雨が降りそうな時は出来るだけ降り始めの活性が高い時に行くか、チヌが再び上流に上ろうとして河口に集中する濁り明け位が良いと思います。
 

おすすめのバイブレーション

サルベージソリッド

安い、飛距離出る、巻き心地軽めでバイブレーションの中でも初心者にオススメのルアーです。

もう一つのモデルのサルベージも細身ですがサルベージソリッドの方がより細身なのでより巻き心地が軽く、空気抵抗が小さいので飛距離もシーバス用バイブレーションの中でトップクラスです。

 

サイズのラインナップは

モデル名 サイズ 重量 フックサイズ
60ES 60mm 12g #10
70ES 70mm 20g #6
85ES 85mm 26g #5

です。

70ESは平均飛距離77m、85ESは86m(シマノのサイトより参照)でメタルジグ並みの飛距離を出せます。

自分は主に70ES、85ESを超ドシャローエリアでミッド~ハイスピードリトリーブ(1秒2~4回転)でボトムに当て続けて使ったり、ボトムにたまに当てて使ったりしています。

チヌを狙うバイブレーションとしては大きく感じられるかもしれませんが自分のエリアではシーバスに使うような重めのバイブレーションを使う人が居ない為、自分しかチヌの溜まっているポイントに届かないってのが一番のミソです。

 

手前にチヌが寄ってくれるポイントなら60ESも使用しても良いですがフックサイズが#10で小さいのでチヌの平均サイズに注意して使用してください。

純正のフックはちょっと弱い気がしてます。

 

 

 

 ジグパラブレー

 

主に75mmの18g、23gを使用しています。

それ以上のウェイトの場合、3フックになる代わりに極端にサイズが大きくなりますし、飛距離も落ちます。

フックが細いので、チヌ狙いなら大丈夫ですが、時々シーバスがヒットしたりすると針が曲がりますので注意しましょう。

65cm位から厳しく感じますので シーバスのアベレージサイズが大きい川などで使用の場合はフックを変えることをお勧めします。

また、メタルバイブはどれでもそうですがボディの塗装が剥がれると金属部分が露出しますので腐食してしまいます。

腐食が始まるとフックもさびを貰って一気にボックス全体のフックが錆びてしまうのでコーティングがしっかりしているものを購入しましょう。