マリアリライズを使用してきました!使い方やアクションをレビューします!
マリアのリライズを以前紹介させて頂いたのですが、皆さんはもう購入されましたでしょうか?
今回は私がリライズを実際に使用して感じたことを書いていきたいと思います。
プラグとは思えないカラーラインナップ
”マリアから引用”
リライズは15-30mの青物をターゲットにしたディープレンジを攻略するためのプラグですのでケイムラ、グロー、ブルーピンクなどジグ専用の様なカラーがラインナップされています。
私は上のケイムラスリットグローを購入しました。
いきなりマリアのコンセプトである誘いあげを否定する様な提案ですが、他のカラーが効かない時にこのリライズでシャローを攻略してみるのも面白いと思います。
重心はセンターバランス寄りのフロントバランス
同じマリアのラピードと非常に似たルアーですが、ラピード130mmと比較すると若干(1cm位)フロントバランス寄りになっています。
そのせいで飛行姿勢が若干安定しませんが、130mmで70gの重量がありますので飛距離はラピードと同じ位です。
フォールでも魚を寄せるアクション
フォール速度は秒速1mと30~40gのメタルジグと同じ位なのでコンセプト通り今までメタルジグでしか攻められなかったエリアを攻めるのに良さそうですね。
フォールは水平姿勢でフォールしながらユラユラと揺れて魚にアピールします。
個人的に低活性のブリを釣る場合は水中で水平であることが結構重要だと感じています。特にボディの大きいプラグの場合はより重要だと感じます。
低活性のブリは後ろから追ってきて口も開けずにルアーに触れるだけというアタリが頻発するのですがその時にリアバランスなどの尻下がりで沈むルアーをブリが追ってくるとルアーの背中にブリが触れます。しかしそこには針が無いので手元にコツッとアタリが伝わるだけで終わりってことになります。
このアタリを拾うために針がしっかり後ろに位置してくれる水平姿勢が重要なのです。
アクションはタイトなS字アクション
肝心のアクションは控えめなS字アクションで活性の高い魚にアピールするというより低活性な魚にさりげなくアピールするようなアクションです。
70gもあるので浮き上がりが遅いのかと思っていましたが1秒2回転位のスピードでリトリーブすると1-3m位の水深をリトリーブすることができます。
スローなただ巻きで10m以下の一定レンジを通すよりもコンセプトである「誘いあげ」の様に上げて落としての繰り返しで誘う釣りに特化している様です。
潮の流れを感じやすい
このルアーの一番の特徴はルアーのアクションを感じやすいということです。
リップの付いていないシンキングペンシルタイプのルアーというのは振動を手元に感じにくいものですが、このルアーはウェイトがあるので潮が流れているところなどで手元に振動が伝わりやすく、他のシンキングペンシルよりも使う人間の集中力が持続します。
釣れる可能性の高い場所で前もって心の準備をしておくという事はとても重要です。
釣れない時はどうしてもよそ見をしたり他の事に気をとられながら釣りをしたりしますが、人間は筋肉を緊張させながら(この場合リールを巻きながら)、さらに阻害要因を処理しなければならないと触覚の感度が急激に下がります(ここでは細かなアタリを感じ取りにくくなる)。
触覚刺激に対する注意に筋緊張が与える効果について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/21/4/21_508/_pdf/-char/ja
終わりに
色々と使ってみたリライズですが私的には誘いあげという使い方に固執せず独特のカラーを利用していろいろなレンジを攻めてみた方が良いと思います。
ただ巻きでもアクションしてくれるルアーですので難しく考えずにまずはただ巻きで使ってみて感覚を掴んでみてください。
それでは。