アシストフックを自作しよう!一つ当たりいくらで出来るか計算してみました!
こんにちは釣りダネです。
私はメタルジグを自作する事が有るのですが釣り具屋さんでフックを買うと高くつくのでアシストフックをよく自作しています。
アシストフックを作った事が無い方にとっては自作のアシストフックって耐久性がどの程度のものか分からないは作るのもニードルを使ったややこしい作り方でわざわざニードルを買ってまともなフックが作れなかったら面倒だしなーなんて考えてるとどうしても既製品を購入しがちだと思います。
私も自作したことが無い時には青物の強烈な引きに自作のフックが耐えられるのか心配だったのですが簡単で安く上がる作り方でもかなりの強度が出ることが経験と実験から分かりましたのでご紹介したいと思います。
用意するもの
今回はダブルのアシストフックの作り方で説明します。
用意したものは
YGKよつあみ セキ糸 (フック1本あたり約1円)
無溶接ステンレスハイパワーリング WAO Mサイズ(約15円)
YGKよつあみ ガリスシーハンター20号 5~6cm(約5円)
がまかつ 管付き伊勢尼 14号 2本(約40円)
100均 液タイプ瞬間接着剤(約1円)
です。
セキ糸を巻く際はボビンホルダーがあると便利でおすすめです。
ダブルのアシストフックを一つ作るのに約65円で出来ますので、市販のアシストフックの1/3~1/2の値段で作ることが出来ます。
アシストフックの作成手順
1.リングにシーハンターをセット
後からシーハンターをセットする方法もありますが今回は先にセットしました。
この結び方はチチワ結びという結び方でアシストフックでよく使用されている結び方です。
2.針に沿ってセキ糸を巻く
まず針にセキ糸を下巻きします。この針の場合は30回下巻きしました。
この伊勢尼は管付きの針で管の部分から針先の方に密に30回巻いていきました。
3.シーハンターの糸を針に沿わせてセキ糸を巻く
シーハンターを針に沿わせて下巻きした時と同じように30回、今度は針先から管の方向にセキ糸を巻いてみます。
巻き終わったらハーフヒッチを2回ほどして瞬間接着剤を2滴ほど垂らして針を固定します。
この時の注意点は出来るだけ針の部分にだけ瞬間接着剤を付けましょう。瞬間接着剤を垂らしすぎると針からソリッドリングまでのシーハンターにも瞬間接着剤が付着して硬化してしまいます。
こうなるとシーハンターが折れたりするので耐久性が若干悪化します。
さらにルアーを吸い込んでバイトする様なアタリに対して針が口に吸いこまれ難くなります。
4.反対側も同様に針を取りつけて余分なセキ糸を切って終了
反対側にも同じ要領で針を取りつけ、はさみなどで余分なセキ糸を切り取って完成です。
まとめ
簡単に出来るアシストフックの作り方をご紹介してみましたが如何でしょうか?
セキ糸を巻いて瞬間接着剤で止めただけで本当に耐久性があるの?って思われそうですが私がこの方法で作ったアシストフックで根掛かりを外した時に針がすっぽ抜けた事は一度もありません。
ちなみにこのフックで耐久性テストをした事がありますが17kgまで持った実績があります。(すっぽ抜ける前に針が曲がりました。)
さらに簡単にしたい場合は耐久性が若干落ちますが針にセキ糸を下巻きしないという手もあります。(この方法で作ったアシストフックもテストしましたが15kgでした)
ライトショアジギングで数kg位のドラグで釣りをする場合ですとびくともしないくらいの耐久性がありますので興味のある方はぜひ自作してみてください。