釣りダネ

釣りの特ダネ「釣りダネ」を紹介します。

ショアジギングの釣り方の基礎

みなさまこんにちは釣りダネです。

ショアジギング初めてみたものの中々青物が釣れないと悩んでいる方結構いらっしゃるかもしれません。

特に釣れない期間が長く続くと自分って釣りが下手なのかと落ち込んだりすることもあるでしょう。

私も最初は全然釣れませんでした。それまではブラックバスしかしたことが無くメタルジグはポピュラーなルアーではありませんでしたからこんな鉛の塊ほんとに釣れるのかよと思っている時期もありました。

そこで私がショアジギングをする中で培ってきた釣るためのコツを紹介していきたいと思います。

 

自分の地域の季節ごとの釣れる魚を把握する

一口にショアジギングといっても狙える魚はさまざまなわけでまず自分の周辺の地域では今何が釣れるのか情報を仕入れましょう。

その中でも更に自分は何を釣りたいのかを絞り込みます。色々な魚が釣れるのが魅力のショアジギングですが何を釣るかによって釣る場所や時期、水深が変わりますからとても重要です。特に青物は年中釣れるわけではないですから釣れない時期に釣りに行ってもその努力が報われることはほぼありません。

 

釣りたい魚を決めたら

釣りたい魚を決めたら、今釣れている旬の場所の情報を手に入れましょう。今釣れている場所は釣具屋さんや最近では釣りアプリ、ツイッター、インスタグラムなどのSNSでも手に入れる事が出来ます。そして釣りする場所も決めたら、ヒットルアー、釣り場のメインベイトなどを考慮して釣り道具をそろえましょう。

釣りをする場所や時間についても更に詳しく調べる必要があります。堤防なんかであれば先端で釣れているのか、中ほどで釣れているのか、朝まずめか夕まずかなどを絞り込みます。青物は先端、太刀魚だったら真ん中など場所によって釣れる魚が違う事が有りますので注意が必要です。

 

朝まずめ夕まずめを狙う

朝まずめ夕まずめは魚が活発に捕食する時間帯です。この時間帯では特に集中して釣りをしましょう。

地域にもよるかもしれませんが日の出の10~20分前くらいから日の出2時間後くらいまでが良く釣れる時間帯です。

夕まずめは日の入り2時間前くらいから釣れはじめるイメージが有ります。

 

地元の人と話をする

地元の方の釣り情報は有力な情報源です。

今青物が回ってきているのかどんな釣り方で釣れたかなど聞いてみましょう。

 

餌釣りで何が釣れている確認する

サビキなどで釣れる小魚はその釣り場のベイトがなにかを教えてくれます。

地元の方などは釣れる場所を良く知っていますので釣っている場所からベイトの溜まりやすい場所も知ることが出来ます。

 

飛距離の出るルアーをそろえる

青物のボイルは一番釣れる確率が高い場面です。しかし、ルアーが届かない所でボイルが起きてしまってはどうやっても釣れないのでジグの中でも飛距離のあるジグ、プラグの中でも飛距離のあるプラグを持っておきましょう。

 

常にフルキャストが正解では無い

通いつめたポイントであれば岸からどのあたりでよくヒットするか徐々に分かってくる。そうなるとフルキャストしてルアーをヒットゾーンに寄せるまでは釣れない時間を過ごしているわけで時間がもったいない。

また、数人しかいない釣り場で両隣の釣り人がフルキャストしたときに自分もフルキャストすると手前を青物が通り過ぎていったときには誰にもあたりが無く今日は釣れなかったとなりかねない。こういったときは勇気を持って6~7割位のキャストをしてみよう。

群れの居場所さえ掴めれば後から投げても釣れる確率は高いわけで、とにかく魚の位置を特定することが重要です。

 

ハイギアのリールを使う

私個人としてはハイギアリールをおすすめします。

ボイルが発生した場合に投げなおしたいと思った場合、ローギアのリールを使うとハイギアのリールと比較して回収するのに時間が掛かります。

青物は時速40km/hで泳ぐこともできるほど高速で泳ぎまわる魚なのでたった数秒の差が1匹の差につながります。

大口径のリールを使うことでも最大巻き取り量を上げることができますので体力のある方はおすすめです。

 

プラグを使いこなす

ある程度ジグを使い慣れてくるとプラグはジグと比べて飛距離が出ないしサイズも大きいので一口サイズのジグの方が釣れるだろうと自分の中で使用するルアーが固定されてきます。

更にベイトが小さい場所では周りの釣り人もジグしか投げていないのでジグで十分だと感じがちですがサイズの大きいベイトが寄ってきたりジグで反応が無いタイミングではプラグをぜひ使ってもらいたいです。

リップの無いトップウォーターやシンキングペンシルはジグに迫るような飛距離が出せるルアーもありますので各ジャンル1個くらいはタックルボックスに忍ばせてもらいたい。

ジグばかり使ってる人はプラグのただ巻きなんて釣っても面白くない、つまらないというイメージで使わない人が多いですがそれでプラグを使わないのはもったいない。

私個人の感覚では青物御三家のブリはジグでは釣れないのにプラグでは釣れる場面の方が多いです。

 

周りの人の釣り方を確認して覚える

ショアジギングの中でも青物を狙う釣りは群れを探す釣りです。群れに当たれば簡単に釣れることが多いですし、群れが来なければ当然誰も釣れません。

ですので群れが来た場合に備えて誰が何を使って釣っているのかそれによって何mの水深を主に狙っているのかを把握しておき、周囲の人が釣れたら即座に同じ水深を合わせて狙ったり、ある程度水深がある場合は誰も攻めていない水深を狙うことが重要です。

周囲の釣り人を魚群探知機の代わりに使いましょう。

しかし、泳ぎの速い青物となるとベイトがたくさんいる場合でもないと一瞬で居なくなります。

ルアーを変える時間は無いので今つけているルアーで狙いましょう。

 

釣り竿とリールは2セットあると良い

群れが近寄っているのは分かっているけども水深が全く違うのでどうしてもルアーを変えたいという場合はタックルを2セット持ってきてルアーを変える時間を短縮するしかありません。

 

手前を釣る

周りの釣り人の釣り方を確認すると必ずと言っていいほどやっていないポイントがあります。それが岸から15mの範囲です。堤防などの高い場所だと手前はルアーが浮き上がるので回収して攻めない事が多いですが太刀魚はかなりの確率でここに居ます。

さっきまで爆釣してたのにアタリがとまった場合は手前をじっくり狙ってみてください。

太刀魚で一人だけ爆釣してる人が居たら手前を狙っている場合がほとんどです。

ただし、堤防の根元には捨石やブロックがありますので根掛かりに注意しながら釣りをしてください。

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国土交通省 東北地方整備局 秋田港湾事務所から引用”